第5回コロナ禍のラオス

2020.06.05

ご無沙汰してしまいました。
OISDEラオス事務所長の持田です。
早くコロナの治療薬ができないものかと、祈る日々を過ごしています。

このラオス便り・第四回に、「次回もラオラオ」と書きましたが、情勢を考え、今回は「コロナ禍のラオス」を書きます。
以下、あくまで個人的な視点でのコメントです。

ラオスでは4月1日からロックダウンが開始されました。
(6月2日より緩和されました)
首都内もそうですが、特に県境の警備が厳しかったと聞いています。
現在のところ、ラオスにおける感染者数は累計で19名です。
毎日テレビで、どこどこの国が1日数十人、数百人と言っている中、ラオスでは総計で19名(死者0)です。


(画像情報は5月29日付のVientiane Timesより)

  ロックダウンが、早い時期の導入が、功を奏した?
ま、いろんな意見が飛び交っています。
「ラオスは暑いから、ウィルスは死んだー!」と自慢げに語った友人、
  (え?南米は?) ←心の声
「ラオス料理がラオス人に免疫を与えてくれたー!」と大声で語ったご近所さん、
  (ラオス料理、タイ料理に近くない?でも、タイは、、、) ←心の声
ま、いろいろなご意見があります。
ラオス料理の免疫力説は、以外と多くの人から聞きます。

ラオスの感染者が少ないことについて、タイの有名なキャスターがテレビで、 「ラオスの感染者発見能力(PCR検査能力?)は極端に低いから感染者数が少ない」 とコメントしたところ、ラオス政府は激怒りし、在タイのラオス大使館に同キャスターを呼び寄せ、謝罪させた、という話です。
なんとも言えませんが、あながち、、、と感じてはおります。

6月2日現在、街中でマスクをしている人が激減しました。
まるで、何事もなかったように、もう何も起こらないかのように。
これで収束してくれることを祈るばかりです。
最後に、コロナで亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

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